上映時間 : 1時間30分
監督:山田 貴光
出演:WATARU
音楽:Pep Sala(ペップ・サラ)
配給:あい ゆめ わ 制作実行委員会
制作期間 : 2015年10月〜 (撮影/編集)
公開日 : 2016年6月(渋谷アップリンク)
2015年11月、アーティストWataruが、スペイン・カタルーニャ各地を訪れ、自然に触れ合い、人々と出会い新しい物や事を生み出していく旅に密着しました。2000年の春から始まったこの旅はこれからも続きます。
初めて食事をした時、Wataruが完食した皿に残ったソースで、コメントを描き、一皿ごとにコミュニケーション。Wataruの繊細なメッセージに感激したジョルディと、お互い響き合いコラボレーションをはじめる。花が決め手の料理は、いのちを輝かせる。
タラゴナ県バシ・ペネデス郡カラフェイ町
トラモンティ 1980は、フランコ、ジュリアーノ、アナの三兄弟が経営するイタリア料理店。店内はアートで埋め尽くされており、スポーツ選手、経営者、文化人が集うところ。
Wataruはカタルーニャ各地に創作拠点があり、そこでの活動は、多くのメディアで取り上げられているが、ミキはWataruを最も理解するジャーナリストである。
バルセロナ市ディアゴナル通り
サン・ジョゼップ市場にあるバル「ピノチョ」。ここの料理を食べて涙を流した人がいるほど、新鮮で心のこもった料理を提供している。フアニートのひとことは生きる知恵がつまっている。ここで飲んで食べるとパワーがわいてくる。
バルセロナ市ランブラス通り「サン・ジョゼップ(ラ・ボケリア)市場」
ワイン醸造の傍ら自家用に作っていたワインビネガーが注目され、世界の有名シェフが直接買い付けたのがフォルムの始まり。長年、ノーベル賞の晩餐会ではフォルムのビネガーが使われていた。Wataruはこのワイナリーのぶどう畑の中にある一軒家に一人で宿泊して、樽や瓶にアート。その後、樽にはビネガーやワインが詰められることになる。
タラゴナ県バシ・ペネデス郡エル・バンドレイ市
田舎博物館は、自然に学び知恵を絞り、全身を使っていた昔の農家の生活を知り、未来に繋げ、生かしていくことを発信している。カルレス・ドゥアルテの紹介で、館長のラモン・ロジックと知り合う。Wataruのアートに共鳴したラモンは、Wataruが同館で初めて行った展覧会の会場を、その後「WATARU」と命名した。陶器、絵画等、多数の作品が常設されている。
タラゴナ県コンカ・デ・バルベラ郡エスプルガス・デ・フランコリ町
10代でイギリス留学し音楽を学ぶ。故郷に戻り、バンド「SAU(サウ)」を結成し、80年代に「BOIG PER TU(君に夢中)」という曲がミリオンセラーになる。しかし、友人でボーカルのカルレス·サバテーが亡くなり、バンドは解散。新しい活動を始める。Wat ar uとは出会った時から意気投合。“打てば響く関係”で、数々のコラボレーションがある。ペップの曲は、直接細胞に語りかけてくる。
バルセロナ県オゾナ郡サンタ・エウラリア・デ・リウプリメー村
その昔、この地で羊飼いが天に昇る階段が現れたのを見たという。12世紀、その話を聞いたフランスの僧侶が、ここに修道院を作り、ワイン造りを始めた。今では、スペインの生産地でわずか2つしかない特選原産地のうちのひとつに選ばれ、世界中で人気を呼んでいる。プリオラにあるモンサンという山は聖なる山の意味で、その名のとおり神秘的なところである。巨石の山、洞窟、星、太陽…Wataruがこれらと出会い大きく変わっていく。
タラゴナ県プリオラ郡ラ・モレラ・デ・モンサン村
シェビとグロリア夫妻は、農業、畜産業を営んでいたが、ある時ひらめき、アートの森エルプラベルを始めることになる。Wataruは行く度にアートを制作、そしてイベントを毎年開催している。これからもいくつものプロジェクトが決まっており進んでいる。変化が激しく、目が離せない場所だ。
バルセロナ県オゾナ郡マーリャ村
カタルーニャ州政府首相府次官を以前つとめ、現在カルーリャ財団会長であり、カタルーニャ州政府文化芸術諮問委員会会長、そして詩人である。彼の詩は数多くの言語に翻訳され、出版されている。長年、Wataruと対話を続け、共に活動してきた彼は、Wataruアートの本質を理解する第一人者。Wataruのアートとシグナルに彼が短歌を付け、カレンダーを作ったのが、Wat ar uの初めてのコラボレーション作品である。
バルセロナ市アリバウ通り
ぜひ、あなたの声をお聞かせください。 →フォームはこちら
ぜひ、あなたの声をお聞かせください。 →フォームはこちら
〒135-0002 東京都江東区住吉2-5-17 SDビルB1F
担当:百瀬
1970年生まれ。
株式会社 ドキュメンタリー SAMURAI 代表取締役。
数多くのテレビ番組のディレクター・監督を務める。
〈 主な作品 〉
2005年 NHK総合 愛知万博特番「未来をつくるロボット大集合」
2006年 テレビ東京 ザ•ドキュメント「東大相撲部 大将は外国人」
2007年 フジテレビ 特番「夢の瞬間 いのちの一枚」
2008年 NHK総合 にっぽんの現場「修業8年つかめ職人魂」
2009年 フジテレビNONFIX「お腹のムシさん•••生存率0%と闘う親子」
2010年 テレビ東京ガイアの夜明け「人材育成〜ゆとり教育世代を鍛えろ〜」
2011年 芸術文化振興基金助成事業 映画「わたし家具職人になります」
2012年 BSプレミアム 旅のチカラ「船上のラストソング〜細野晴臣〜」
2013年 テレビ朝日奇跡の地球物語「高尾山〜東京の大自然〜」
2014年 TBS夢の扉プラス「雪崩•吹雪から命を守れ」
2015年 日本テレビnews every. 特集「地方発!東京で食べる新ご当地グルメ」
2016年 読売テレビドラマスペシャル「ぼくのいのち」番宣メイキング
ドキュメンタリー映画「あい ゆめ わ 出会いのアートWATARU」
そんななか、この映画は、これからの人類が求めていきたいものを明らかにしてくれたと思います。
今回、WATARUさんが関西学院大学のキャンパスにいらっしゃって、映画の上映と講演をしていただいたことが、学生たちにどれほどの夢をあたえたことでしょう。
資本主義社会の中で生き抜いていかなくてはというプレッシャーから若者たちを救う愛を感じました。
「大丈夫なんだよ! まずは、人と会い、人を愛そう。そこから始まる流れにのればいいんだよ。」と彼らを励ましてくれた映画だと思います。
(NoBUさん 60代・女性 兵庫)